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  • 芦屋Kumi心理クリニック

一年間取材をお受けして思うこと

公認心理師の土田くみです。


今年1年、北新地の放火事件についての取材をお受けして来ました。


もしかしたらまだ取材があるかも知れませんが、

今年はたくさんの方とのご縁を頂きました。

ご縁を頂けたことは大変有り難かったです。


多分1年間で20回近く取材をお受けしていると思います。


西梅田こころとからだのクリニックの院長先生だった故西澤先生が

私の生徒さんだったこと、

また妹さんが私のスクールにカウンセリングを勉強しに来て下さったことがあり、

事件だけではない色んなお話をさせて頂いたかと思います。


色んなお話をさせて頂きましたが、私がどうして取材をお受けして来たかというと、

もうあんな悲しい事件が二度と起きないようにと言うことです。


カウンセラーになってから私はカウンセリングの敷居を下げたいと思い、

事件の前から活動をしてきました。


カウンセリングが特別ではない、気軽に相談に来て貰えるようになること、

その工夫をして芦屋では待合室でハーブティーも飲めるように工夫したりしました。













今はカウンセリングのクライアントさんにはハーブティーをお出しし、カウンセリングをさせて頂いています。



カウンセリングの敷居を下げたらもっと悩んでいる人が生きやすくなるのでは?


また、自分のことを客観的に見れるようになれば自分が生きやすくなるのでは?


など、カウンセリングを受けに来て下さった方がカウンセリングを勉強してカウンセラーになられた方もいらっしゃいます。

取材をお受けして来たのは、ただそういう生きづらい人や自分でどうしようもない人を少しでも誰かと繋がって欲しいと思うからです。


うちで無くても良いのです。

色んなカウンセリングルームや研究所や団体があります。


また、自分の近所にも心療内科などのクリニックがあるはずです。

そこに躊躇なく入れるようになる社会になって欲しいのです。

悲しいのは悲しいし、辛いのは辛いに決まっています。

取材を受けるたびに、やっぱり西澤先生のことを思い出してしまいますし、

取材を終えてから泣くこともありました。

また先生に謝りたいこともありました。

が、そんなことを思うより今自分が出来ることを考えて行くほうが良いことも分かりました。

カウンセリングは特別なものではなく、あの事件をただ酷い事件で終わらせるではなく、

また忘れていくではなく、二度とあのような事件を起こさない為に何が出来るか?

また、反省として何をすれば良かったか?

を自問自答しながら取材をお引き受けしました。


それはこれからも続くと思います。

色々思うことはありますが、元患者さんで亡くなられた遺族の方は今も取材を受けられない、それはそうだと思います。

そんな人の気持ちは簡単ではありませんし、時間が解決出来るとも思いません。

だから尊重することが大切かと思います。

しかし、もし何か言いたいことがあれば私にぶつけて貰えたらなと思いながら今年一年過ごしました。

元患者さんからのメールにはどの方にもお返事はさせて頂いて来たかと思います。

もし何か言いたいことがあれば、メールを下されば何かしら方法は考えていきますので引き続きご連絡はお待ちしています。

また、これから事件から一年がたち、各局報道されるかと思います。

今気持ちが不安定な方は気になるでしょうが、見ないほうが良いかと思います。

同じ患者さんでも個人差があります。

だから辛いことを乗り越え前を向いて次の先生のサポートを受けながら社会復帰をしている人もいれば、中々まだ外には行けない人もいると思います。

自分を比べたりしないようにお願いいたします。

最後に、元患者さんから報道されると前もって分かるときは教えて欲しいとメールを頂いたのでこちらに書いておきますが、

上記のような理由から不安定な方はご覧にならないで下さいね。

○NHKさん

9日午後7時半〜

○朝日放送さん

13日午后4時半頃

とはお聞きしています。

個人的に元患者さんとメールでやり取りをさせていただいたこともありました。

そして人の気持ちは変化していきます。

また思いだし辛い思いをさせてしまったかも知れません。

お詫び申し上げます。

そういう方は私はそっとしたいと思います。

ご遺族様には何と申し上げたら良いかは分かりませんが、

被害に遭われた全ての方のご冥福を心からお祈り申し上げます。

そして二度とこんな悲しい思いをしなくて済むように微力ながら引き続きカウンセリングの敷居を下げていけるようにしたいと思います。

お読み頂きありがとうございました。

公認心理師  土田くみ

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