Kumiの活動日記 |
みなさん、こんにちは。今回は活動日記というよりも入院日記になります。
そうなんです、実は今入院していて、病室のベッドの上でパソコンを広げています。
6月3日より入院し、もうかれこれ1ヶ月です。何の病気かといいますと、初めて今回
ホームページ上で触れることになりますが、私の病気は「RSD/CRPS」といいまして、日本名で「反射性交感神経性ジストロフィー」と言う病気です。
そもそもの発端は右足首に出来た腫瘍を取り除く手術を知り合いのドクターにして頂いたのですが、その手術が失敗し、それが医療ミスによるもので、神経に損傷を起してしまったのです。別の病院で切断された神経を繋ぐ手術を再度受けたのが、ちょうど去年の5月。1年間経過をみてきたのですが、つながった神経は麻痺は戻るものの、其の分痛みがひどくなってきたのです。
そうして、1年経ち、主治医からペインクリニックの紹介を受け、現在麻酔科で入院、そして、色んな治療を経て6月24日に手術をしました。手術は脊髄刺激という手術で、脊髄に電極を埋め込み、わき腹とおなかを切っておなかにペースメーカーを埋め込み、リード線でつなぐ手術です。術後の麻酔の後遺症が大変で、身体をおこすことが出来ず1週間寝たきりでしたが、今は回復しこうしてパソコンも打てるようになりました。
この手術の成功はなかなか難しく、手術をしたからといって痛みが完全に取れるわけではありません。今までの痛みが半分になれば成功といえるものなんです。
ですから、私自身も色々な葛藤と苦悩がありましたが、やはり、この手術にかけてみることを決意し受けたのです。
皆さんの祈りが神様に届き、そして私の手術は大成功になりました。
私自身本当に嬉しく実感しています。ただ、この手術は一生ものではなく、ペースメーカーなので、電池の寿命があります。ですから、3年に1度この手術を受ける事になります。
そこがこれからの私のまた試練が一つ増える事になりました。
この病気になっていることは、全く自分でも気づかなかったのですが、この病気だと知ってからの方が自分で納得が行き、楽になりました。
今こうして冷静に自分のことを打てるようになったんだなぁと自分の回復力、いえ、人間の回復力を感じています。
先程もともとは医療ミスによるものと言いましたが、この辺の所も1年かけてやっと自分なりに整理がつき、前に進めそうです。
もし、術医が知り合いでなかったら、きっと私は皆さんの言われる如く、訴訟を起していたかも知れません。自分の足がこんなになって杖がないと歩けないわけですから、何か申し出るでしょう。でも、知り合いだからあえてそれが出来なかったのです。術医の好意でしてくださった手術、また私自身もその好意を快く受けたのです。その結果御互いにとって不幸な出来事のようになってしまいました。きっと周りから見れば不幸な出来事、私には言葉も出ないといって下さるでしょう。
でも考え方を変えれば、もし知り合いじゃなかったら、訴訟を起していたかもしれないといいました。だとすれば、どれほどの時間をそのために費やしたでしょうか?弁護士さんと何度お会いする事になったでしょうか?
私はもともと其の気持ちは無かったわけですから、ただ自分の足が元通りになればいいなあとそれだけでしたが・・・
其の分のエネルギーと時間をほかの事に費やせました。杖を持っての移動でしたが、埼玉まで大学のスクーリングにもいけました。また、去年1年間でどれだけの講演活動ができたことでしょうか?
そしてどれだけの人々とお会いできたでしょうか?
今年5月26日、調度入院の1週間前に地元神戸で、講演をしました。「ひょうご労働安全センター」の総会の記念講演だったのですが、その時に私は自分の事も話しました。
もし、あと1週間この講演会が遅ければ私は入院していて、皆さんとお会いできなかったのです。でも私はとてもラッキーな人間で、こうして入院が来週なのでこの講演をキャンセルせずにすみました。そして皆さんに私の思いを伝える事が出来ましたと。
自分にどんな出来事がこようとも人はその心の持ち方一つでなんとでもその不幸な出来事を幸運な出来事に変えることが出来ます。それが人間の素晴らしさなのです。
講演の中でこんな話をしました。自分の命が医者からあと余命5年といわれた時、もうあと5年しか生きられないのかと落ち込んで自分の人生を諦めてしまうか、あと5年も生きられると思って残りの人生を大切に活き活きと過ごすか、このこころの持ち方で随分と残りの人生の充実感が違うのではと。
私はいつもそれを自分と出会えるクライアントさんや患者さんに其の話をします。
そして私自身もこの難病と言われる病気とどう向き合い、どう生きていくかを再認識しています。これからは、あまり無茶な働き方は出来ないかも知れません。
家族の為にも、私を応援してくださる仲間やスタッフ、そして受講生やクライアントさんや患者さんのためにも1日でも長く生きられるように自分の身体をいたわりながら生きていこうと思っています。
来週からはリハビリ開始です。1ヶ月も入院していると社会から取り残されたような気分で少々焦っていますが、持ち前の明るさで頑張っていこうとそして残りの入院生活を楽しもうと思っています。
では、次回は退院して元気になった私をお届けしたいと思います。最後まで読んで下さり、有り難うございました。
心理カウンセラー くみ
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